ルディ: オレはルディ。ルディ・アシュレ。駆け出しのハンターだ。今日のことからアルゴル太陽系をめぐる、とんでもない大事件が巻き込こまれってしまった。気がついたら、このモタビアをおるか、デゾリスまで足を伸ばして妙なやつらやおそろしい化け物と戦う羽目になっていた。なるいとはいえ、こんな大冒険となったわけのだ、俺には頼りになる友達がいるから大丈夫。
まず、魔道士のスレイ。いちいち噛みさわるいやなやつだけど、広大のマジックを自在に使いこなす凄腕の男。っま、あまり認めたくはないんだけど。
スレイ: てめー、そんなこと言ってるともう助けてやれねーぞ。
ルディ: お次はアンドローイドのフォーレン。戦いの時はとても頼りになるだけど、普段の何を考えているのかよく分かないへんなやつ。本当、どーゆー性格してんだか、今まで掴まないよ。
フォーレン: ルディ、あまり細かいこと気にすると精神にせいじょうはよくありません。
ルディ: そして、ファル!この子は、普通の人間とは外見がちょっと違うけどいつも明るく、笑顔絶やさないムードねか。
ファル: え?耳が長いって?ふふふ、いいでしょう。あたしのチャームポイントなんだ。
ルディ: オレ達4人は、エアロプリズムが指し示したリュクロスに向かうべきスペースポートを訪れていた。宇宙のかなたにある、リュクロスには何が待ち受けている分からない。間のうちにその前、スペーシップランディールを徹底的に点検整備のフォーレン。オレ達は、フォーレンがランディールのオーバーホールする間、一時休憩事にしたんだ。

* * *

02:02
ルディ: 遠く地平線の向こうに今、太陽が沈んでゆこうとしている。光の屈折で、ゴム割りを押しつぶしたような、ぺしゃんこにゆがんだ夕日。ティリアの町に住んでた時、さんざん見たこの夕日。じっと見つめていると何かを思い出しそうになる。遠い記憶。何なんだ、この勧告は?
ファル: ルディ!ルディ!
ルディ: ああ、ファル。
ファル: あぁ、すごい!!私こんな風につぶれた夕日を見るのは初めて!きれいだな~★どうしてこんなにゆがんでるの?ねぇ、ねぇ、教えてよ、ルディ!
ルディ: あ~ん。
スレイ: ふふふん、ルディじゃ分からんだろーさ。
ファル: スレイは知ってるの?
スレイ: もちろん。
ファル: 教えて、教えて!
スレイ: うううん、うん。あーぁ、これはだな …蜃気楼の一種なんだ。モタビア星広しと言えども、これが見られるのはこの辺だけなんだぜ!っま、もっともこの辺に住んでるやつらには、当たり前のことかもしれんが。
ファル: なんだ。本当につぶれてる訳じゃないんだ。
スレイ: あったりめーだろー!!太陽がつぶれたら大変だろが!どうだ、ルディ、知らなかっただろー?
ルディ: ああ、そうだな…。
スレイ: どうしたんだ、ルディ?いつもなら、「どうせールツが知ってるんだろー」とかかみついてくるくせによ。
ファル: ルディ、どうかしたの?らしくないよ。
ルディ: この夕日を見てると、何か思い出しそうになるんだ。
ファル: 何かって、何なの?
ルディ: 分からない。ただこの辺りには昔ティリアって町があったんだ。そこに住んでたことがある所為かもしれない。
スレイ: まー、それはお前、少年期に起きる、精神的な心の傷トラウマってやつだな。何か切っ掛けあって思い出したくないって自分で記憶を封じ込めたんじゃないか?
ルディ: そうなのかな?
スレイ: どれどれ、オレ様が見てやろう!記憶のいとを辿るぐらいは朝飯前。そこら辺のカウンセラーよりは当てになるぞ!
ルディ: なっ、いいよー。お前みたいなやつ頭の中を見られてたまるかー!!
スレイ: なんだとーオレは善意でやってやろうってやってるんだぞー!
ルディ: お前の善意は、悪意以外の何者でもない!!
スレイ: っへ、言ってくれるぜ!大体なー、これからリュクロスに乗り込もうって言う時に精心的に不安をかがえたやつがいたら足でまといなんだよー!
ルディ: なにー?!
ファル: あの…2人とも…
スレイ: あー、さては見られるとはまずいことでもあるんだなー。
ルディ: 違うわよ!オレはただ…
スレイ: その焦りぐろいを見るとはすぼしかな?
ルディ: なんだとー!お前、その言い方何とかしろーよ!
ファル: ちょ、ちょっとー…
スレイ: しかたがないだろー。
ファル: もう、まったく仲がいいんだから、この2人。でっ、結局、ルディはスレイに記憶を調べてもらうことになったの。

05:00 * * *

ルディ: スレイ、本当に大丈夫なんだろうな?
スレイ: なんだ?まだ疑ってんのか?
ルディ: っま、な。でも、記憶を調べる術って、ルツの力なんだろー?お前の力じゃないなら、少しは安心だけど。
スレイ: ふん。へへへ、この術は、ルツには使えん。
ルディ: え?ああ!ちょっと待った!
スレイ: 遅い!!ハァー!!
ルディ: ぐわあ!スレイ!くそ、意識が遠のいてゆく…。あっあ、そうだ三年前のあの日もこのゆがんだ夕日を見ていたっけ。そして会ったんだ、あの子に。

05:50 * * *

13歳ルディ: ごめんよー!ちょっと通してクレー!けへへ、ちょろいもんだぜー。それにしてもあの姉ちゃんの財布けっこうズッシリくるなー。今日は全部で、一二三と、三つか。数は少なかったけど金額的には文句なしだな。あっ、誰だ?!
ネイ: はあ~~。やっと見つけた。
ルディ: 女か?何だ驚かせやがって。
ネイ: なんだはないでしょー!人の財布すっといて!
ルディ: 何だと、どこに証拠があるんだよ!!
ネイ: 証拠もなにも今手に持ってるじゃない!
ルディ: うーん。だったらどーした!!このオレを誰だと思ってんだ?!まさかティリアの町のルディ様を知らない訳じゃないだろー!?
ネイ: 知らない。
ルディ: はい??
ネイ: だったら返してよ!!私のお財布。
ルディ: そんなに返してほしけりゃ、オレを捕まえてみな!!
ネイ: 逃がさないんだから!

    ** 走ってる足音… **

ルディ: ハッ、えへッへ…ここまでくればきっと安心だ。だけどあの姉ちゃん、フードかぶったけど、けっこうきれいな顔してたな。あーゆーのオレのタイプ*だったりする*だよな。
ネイ: けっこう!何ですって?
ルディ: え?先の姉ちゃん!!いつの間に?
ネイ: 何よ、「姉ちゃん」、「姉ちゃん」っていかげにしてよね。わたしには、「ネイ」って言うちゃんとして名前があるの!
ルディ: えー?姉ちゃん「ネイ」って言うのか?めざらしい名前だな。あ!オレはルディ。ルディ・アシュレだ。
ネイ: あんたの名前何か聞いてないでしょう?
ルディ: へへ、きついな。でも姉ちゃん、じゃなくてネイか、すごいな。オレにここまでくらいついてきたやつが始めてだぜ。
ネイ: あ、そー。そんなことはいいから、早く…
ネイ: 竦めて!!
ルディ: うわあぁっ!この、でかいタマは、抹殺人か?どうしてこの町のすぐ近くまでバイオマンスターが…。来る!
ネイ: 早く逃げて!
ルディ: 何いってんだよ?仮にも女の子おいてにがられるか?
ネイ: あなたがいると足でまといなんのよ!
ルディ?なにー!?うおぉと!
ネイ: はっ。。。
ルディ: ちょっと不慮疲れただけさ。よし、行くぞ!
ネイ: あ、ちょっと!。。。(1人言つ)大丈夫かしら?
バイオマンスター: ラアアアア!
ルディ: こいつ、*よう腕さえおとすしまえば。*よし、あと他の方を。。。
ルディ: うぉ、しまった!おおぁあ!*うがこすがきびしいぜ!
{*=ちゃんと聞けなかった}
バイオマンスータ: ふふふふ。
ルディ: しまった、やれる!
ネイ: 見てられないわね。
ルディ: え?
ネイ: はー!

* * *
09:09
ルディ: あれは、クロー!しかもビームクーロだ!すげー!
ネイ: よかった、なんともないみたいね
ルディ: カッコイイ!
ネイ: ふふふん。。。それじゃ、お財布返してもらうかしら?
ルディ: ああ。。はい。
ネイ: それじゃ、さよなら。
ルディ: あ、待ってくれ!
ネイ: え?
ルディ: オレ、あんたの財布を掏ったって言うのに、あんたはオレを助けてくれた。なんと言うか、あんたに借りが出来た。
ネイ: いいわよ、気にしなくて。
ルディ: そうだとしても、命を救われた事に替わりはない。
ネイ: 意外に義理堅いのね、掏りのくせに。
ルディ: えーん、たしかに、オレ掏りもやれば倉庫荒しもする、けど、。。
ネイ: あんた倉庫荒しもするの?ハ、きりちゃうわね。
ルディ: ああぁ、いや、っま。。。その。。とにかく!借りはきっちり返すのがもとなんだ。信じてもらえないかもしれないけど。
ネイ: えぇ?意外に素直なんだ。
ルディ: え、何?
ネイ: んん。すんで目をしてるのね。まんざら嘘でもないか。
ルディ: 当然だろー。
ネイ: ふふふ、ごめんごめん。っで、借りを返すって何してくれるの?
ルディ: ん、あんた旅の人だろー。ってことは、探し物、あるいは人探してとこかな。
ネイ: どうして?
ルディ: ん、*こんなご時世に観光ってのは考えられないからな。
ネイ: ふ、それだよね。そう、わたし或る場所探してるの。
ルディ: 場所?
ネイ: うん。旧跡にすくわれた、ドームのあるところ。
ルディ: ドーム?
ネイ: そう。やっとこの近くにあるって遠くまで着きこめたんだ。
ルディ: じゃ、はっきりとして場所は分からないんだな。
ネイ: ええ。
ルディ: なら、ついて来いよ。
ネイ: え?
ルディ: これから、情報屋のじいさんが会うことになってんだ。たぶん、あのじいさんならドームの場所も分かると思う。
ネイ: 情報屋?
ルディ: この辺り昔から住んでるじいさんだよ。さ、行こう。紹介するよ。
ルディ: ん?何だよ、その顔は?疑ってるのか?財布返したじゃねーか。
ネイ: うーん、違うわよ。助かったなと思っただけ。ありがとう、ルディ。その厚意にあまいさせてもらうことにするわ。実は、この辺の地理は分からなくて、困ってたんだ。
ルディ: へへ、そっか?っま、まかせてくれよ。よろしくな、ネイ。
ネイ: よろしく、ルディ。

* * *

11:51
ネイ: ん?じゃ、ルディって、その孤児院がつぶれちゃったからは、ずっと一人で生きてきたんだ
ルディ: うん。そしたら、同じようなきょうぶのやつらが集まって来てね、いつの間にか倉庫荒しや掏りをしていた訳。
ネイ: そうだったの。でもね、どんな理由があっても、人のものを獲るのはいけない事だよ。もしルディのお父さんやお母さんが生きていたら、きっとそう言うはずだと思うな。
ルディ: 親か。顔すら覚えていないんだ。何も感じないよ。それはそうと、ネイはどこから来たんだい?
ネイ: え?わたし?あぁ、あの町に来る前は、アイエドの町でハンターをしてたの。
ルディ: そうじゃなくて、住んでたとこだよ。
ネイ: え?ああ。。ずっと東の方。たぶん、ルディ分からないと思うから。
ルディ: ん?そっか。ああ、聞いていいかな?
ネイ: え?何?
ルディ: そのビームクローの事。
ネイ: イ。。ぁ、あ、これ?アイエドで手に入れたの。
ルディ: おー?あそこって、こんなすごいのは手に入るんだ。
ネイ: 偶然、偶然。わたし、運がよかったみたい。
ルディ: あら?左手にもあったの?
ネイ: う。。うん!こっちは、ちょっと前に壊れちゃったね。
ルディ: 良品だったじゃないの?
ネイ: いいの、いいの。かった方だけで事がいるから*。
ルディ: ん、そうだね。あの腕前なら、十分からね。
ネイ: うーん!
ルディ: ネイ!フードをとってこら、きもくれたことだし、その方が気持ちよ。
ネイ: え?どうしよう。。。
ルディ: ネイ?
ネイ: ヘ。。。へチュウ!
ルディ: 大丈夫?
ネイ: あは!わたし、アレルギー体質なの。だから、外ではフードをしてないとダメだのよ。
ルディ: あ?そうだったの?
ネイ: うん。
ルディ: え。。あ、見えたよ!
ネイ: あれは?
ルディ: いつもつかってる廃虚さ。明日の朝、ここで先の話なした情報屋とおちゃを約束してるんだ。とりあえず、今夜ここで休もう。

* * *

13:59

ネイ: きゃあああああぁ!
ユーシス: ネイ!しっかりしろー、ネイ!
ネイ: ごめんね、ユーシス。あたしもダメみたい。楽しかった。短い間だったけど。ユーシスといっしょに暮らせて。。。
ユーシス: 何を言ってるんだ?これからもいっしょだ!ずっといっしょだ!だから。。。
ネイ: ふふ。。。うれしいな。あれ。。。へんなの。うれしいはずなのに、涙ができちゃった。。。
ユーシス: ネイ!
ネイ: ユーシス。。。お願いがあるんだ。もう、あたしや姉さんみたいな悪魔を二度と作らないって約束して。
ユーシス: わかった。約束するよ。だから、だからしっかりするんだ!
ネイ: ありがとう。あたし。。。ユーシスの事。。。
ユーシス: おい、ネイ!ネイ!ネーーーッイ!
。。。。
ネイの声: ドーム。。。。ドームに行って。

* * *

15:27
ネイ: ああ!ハ…ハ…。。。
ネイ: またこの夢。っハ、もう、毎晩の夜同じ夢を見るなんて。。。いったい何なんだろう。。
  
  ** ウィいいぃぃぃッ!! **

ネイ: 動いてる!この音は…!っあ、こっちに近づいて来る!大変!
ネイ: ルディ、おきて!ルディ!
ルディ: えー、なんだよ?まだ早いよ
ネイ: 寝ぼけでないで!ね、ここ昔なんだったの?
ルディ: え?なんだよ、急に?えーっと、たしか…すげー大昔に、構造だったと聞いてる
ネイ: 来る!ルディ、こっち!
ルディ: なに!?どうしたの?そんなに引っぱらないでよ!
ルディ: なんのよ?いったい何がおきての?
ネイ: 話してる暇ないわよ!逃げなきゃ!出口は?
ルディ: さきの部屋はとらないといけないの。
      *もうつられちゃうだけど。
ネイ: 他の出口は?
ルディ: そうだ、もう一かいしゃがある。ついてきて!
ネイ: この扉?
ルディ: そう!

   ** ピイ! **

ルディ: ダメだ、ネイ!ロックされてる!
ネイ: ルディ、ちょっとさがって!クローでロックをおこすから!
ルディ: あっ
ネイ: パーワーを最大にして。
ルディ: ああぁ!ネイ!見つかったよ、早く!
ネイ: わかってるわよ!
でーーーッ!
ルディ: やった!
ネイ: ルディ!早く、外へ!
ルディ: うん!
ルディ: うわあっ!
ネイ: ルディ!後ろ見てないで!全力で走ろうよ!
ルディ: わかった!
ルディ: うおお!やばい!
ルディとネイ: アアアアっ!

   ** ドン **
    ** 走ってる足音 **

ネイ: ハッ…ハッ…。ここまでくれば大丈夫でしょう?
ルディ: そうだね。でもあぶなかったな。何でロボトが…!?
ネイ: どうしたの、ルディ?
ルディ: ネイ…耳、…その耳はいったい?
ネイ: え? …あっ!フードが!
ルディ: ネイ……君は…
ネイ: 耳…見られちゃったね…
ルディ: 君は、何者なんだ?
ネイ: ‥ッハ、ルディ、あたしの話を聞いてくれる?
ルディ: 君はいったい‥!
ネイ: お願い、ルディ…
ルディ: …うん。
ネイ: …もう、2年ぐらい前のかしら。あたしは、アイエドの近くの沙漠で、ければにたすけられたの*。自分がどうしてこんな所で頼れてるのか、どこで生まれ、どうやってここまで来たのか?まったくおぼえていなかった。
ルディ: 記憶喪失?
ネイ: うん。でもそのうち、五つか断片的に思いだしていての、自分の名前そして毎晩尾成せる夢を記憶、銀色の輝きドームを、…
ルディ: 銀色のドーム?それでドームの場所探していたのか?
ネイ: ええ。あのドームに行けば、きっと何かがわかる。そう気がするの。っま、他の手が足りがないだけど。
ルディ: ネイ…
ネイ: 自分の耳が、どうして他の人と違うのか…この耳の所為でわたしは…
ルディ: ネイ…
ネイ: この耳を見られるためにいつも*おさわれ*になってたの!「化け物だ!」、「悪魔の耳だ」って!
ルディ: そんなことない
ネイ: あたし…たしかめたいの。自分が誰だとか、何者なのか。。。ね、ルディ。。知ってるなら、教えて?あたしはいったい誰なの?
ルディ: ネイ、泣くなよ。元気出しな!きっと。。。きっと見つかるよ!いつか自分が何なのか分かる時が来る!
ネイ: ルディ、ありがとう。でも、さようなら!
ルディ: お。。。おい!ちょっと待ってよ!
ネイ: うーん。このあたしといっしょにいると、きっとルディに迷惑をかけることになってると思うの。。
ルディ: 迷惑?そんなことないよ!
ネイ: ルディ。。。
ルディ: オレ。。。オレ、ネイがなんと言ってもついて来てぜ。一人で行かせらないよ!ドームの場所わかんないんだろう?それに、命を助けてもらった借りもあるし!
ネイ: ルディ、わたし。。!
ルディ: へッ!ルディさまを見損なうのよ!
ルディとネイ: (笑)
じいさん: ん?誰かおっとか?
ルディ: じいさん?ロイじいさん!
ロイ: ルディか?お前、どうしてこんなところにおるんだ?いつもの廃虚で、おじゃおうはずじゃなかったか?
ルディ: それがさぁ。。よくわからないんだけど、システムだか、なんだかおそくてきてさ、もう少し殺されるとこだったんだ。
ロイ: へ、なにを言っとる?ほんとはねぼてたんだろう?
ルディ: 本当だよ!
ロイ: わしを騙そうだってそうはいかんぞ。まだまだぼけじゃ。。。あ?なんだ、そいつは?
ルディ: え?ああ、この子はネイと言うんだ。
ロイ: ほー?どこから来なさった?わしも*長いこと言いとるが*、耳の長い人形見るのは初めてじゃ。
ネイ: あの。。。わたし。。。自分が何者かわからないです。

21:22 * * *

ロイ: ん、なるほどな。
ルディ: どうだい、じいさん?わかったかい?
ロイ: 大体の事情は飲み込めえた。
ルディ: で、じいさん、ネイの銀色のドームなんだけど。。。
ロイ: ん?ああ、ドームか?はッ、もちらん知らんこともないな。しかし、ただと言うことはいかんな。
ルディ: っげ、じいさんしっかりしてるぜ。
ロイ: へへへ、あたりまえじゃ、わしゃねからのしょう。
ネイ: おじいさん、金ならありますよ。ドームの事教えて下さい。
ロイ: んん、あんたはさがしてるドームとはたぶんあそこのことだろう。わしの住んでる村から、そう遠くのはずじゃ。行きたいと言うのなら、わしが教えてやってもよいな。
ネイ: 本当ですか?
ロイ: うん。村についったら、詳しい地図をやろう。ただし!地図と交換に、情報にみあったほしいはもらうぞ。それでよいかな?
ネイ: はい。お願いします。
ロイ: あ。相談成立じゃ。アア、村に向かうとするか。

22:30 * * *

ロイ: よやくついたわ。さ、遠慮はいらんぞ、入れ。
ルディ: 入るぜ!
ネイ: おじゃまします。
ルディ: なんだ、ずいぶん片付いてるの、じいさん。この間来た時は、足のふりもなかったなのに。
ロイ: ああ、とおりひ使うのは粗方そこの方に*おずいしたのな*。
ルディ: そうか?そんなものがあったんだ?
ロイ: っま、な。おまえのようにてくせわるいのが、おろじょろしとるからの。っと、おまえはそこあらしもかんじょうにしておったの?
ルディ: じいさん、やめてくれよ。この村じゃ何もしてないんだ。
ロイ: へ、あってんな問か?言いとくが、わしのそこにしのびこもうなんてばかのこと考える方がみのためだ。わしがいっせきからほりをおぼした、じゅうじだいがへいきあつまったらの。へったにすわると、どうかんってことにも。。
ルディ: おかすなよ、じいさん。
ロイ: それに、ルディを、最近ライラとか言うすごいでのハンターが、おまえを捕まえろうためにあとわれたと聞いたぞ。
ルディ: なんだって?
ロイ: っま、めんぐのおさめてと聞いたことかの。せぜ気をつけるじゃな、ははは!ああ、あったあった。これじゃ。あ、ネイ、こっちにください。地図を説明してやろう。
ネイ: はい。
ルディ: あ、オレも。
ロイ: お前は込んでいい。
ルディ: いいだろう?へるもんじゃないし。
ロイ: これはネイにうむ情報じゃ。それとも、お前ら代金かたがりすんのか?
ルディ: うああ、じじ!
ネイ: ああ、いいのよ、ルディ。いっしょに見ましょう。ね、おじいさん?
ロイ: っま、お前さんが言ってのなら、わしはかまわないのよ。
ロイ: あ、よく見えんが、お。ここは、この村じゃ。で、村の北門を出て、そのまま北東へ向かおう。めぐりしは、この岩山だ。ここを来えれば、ドームが見えてくるはず。ただ、あの辺はなにかと物騒な噂あってな。この村の連中は、だれ一人で近づかんな。じゃ、持ってけ。
ネイ: 助かります!
ルディ: よかったな。
ネイ: ルディのおかげだよ。
ロイ: さってと、代金じゃが。。。
ネイ: はい。
ロイ: そうだの。は、この情報はちと高いぞ。
ルディ: じじ、足元見るなよ。根性悪いぞ。
ロイ: なんででもいい。今度の悪いがまるずきじゃ。
ネイ: おいくらぐらいでしょう?払いる金額でといいんですが?
ロイ: ん。。。よし。金はいらん。
ネイ: え?
ルディ: ええ?どーゆー風の吹き回しだ?
ロイ: ただし、金の代わりに、左腕のクローをもらうか。
ルディ: やっぱりね。めざらしい物を見るとすぐこれだ。
ロイ: ふん。当たり前だ。
ネイ: でも、このクローは壊れてますけど。
ロイ: ああ、それでいい。壊れておる方は好都合。仕組みを見てみたいじゃの。その代わりといってはなんだが、首のリングも構わんかな。
ネイ: え?リングですか?
ルディ: じじ、がめついぞ!
ロイ: お?そうかな?
ネイ: あの、差し上げたいですけど、このリングどうやっても外せないです。
ロイ: 何、心配いらん。わしの手に係ればどうとことない。
ネイ: え。。
ロイ: そこに、座ってくれるかな?
ネイ: は。。はい。
ロイ: おー、これは大したもんだ。
ネイ: 何とか、外そうとしたんけど。どうしてもダメなんです。
ロイ: たしかに、厄介な構造じゃが、なんとかな。
ルディ: おい、おじいさん。大丈夫なんのかよ?
ロイ: は。お前さんの錠前破りおりは隔日じゃ。
ルディ: 言ってくれるぜ。
ロイ: じっと*したてくれよ。
ネイ: は。。はい。
ネイ: ああ!
ロイ: へっ。どうやら外せたようじゃの。
ネイ: なんかすごく楽になったような気がします。
ロイ: そうか?それよかった。よ、こいつはもらっておくぞ。
ネイ: はい。おじいさん、ありがとうがざいました。
ロイ: 礼はどういらん。代金はもらったじゃからな。ああ、そうだった。お釣りをやらねばならないな。ちょっと待ってね。ネイって言う名前を聞いて思い出したんじゃ。持ってこい。
ネイ: これは。。クロー!
ルディ: 年代物らしいけど。なんだ、この古びたクロー?
ロイ: これはな、大昔この村がマンスターのたいぶんに襲われた時、村を救ってくれた青い髪の青年がわしの先祖にたくしたと伝えられるものじゃ。いつか再びをこのうちを訪れるまで、預かってほしいとな、しかしその青年が再びこの村を訪れる事はなかった。
ルディ: えー。
ネイ: そんな大事なもをどうしてわたしに?
ロイ: これは、ネイクローと言って、その名を持つもののために作られたと聞いた折る。
ネイ: ネイクロー。。
ロイ: 結局、預けにしも、あわられんだし。わしが持ってるよりは、お前さん持ってる方がようかろう。
ルディ: でも、普通クローって、両手でひとにだろー?オレ、片方しかないけど。
ロイ: っさ、な。青年があつけていたのは片方だけだったそうだ。なんども、伝説の魔法を使いルツが作ったものらしい。
ネイ: ルツ。。。ルディ、知ってる?
ルディ: え?ルツ。。。いや、知らねー。ロイ、ルツって何者だ?
ロイ: まったく、少しは本でも読むといいておるだろーか?
ルディ: へへへ。
ロイ: ルツと言うのはな、勇者アリサといっしょに二千年前このアルゴルを、悪魔から救ったと伝えらる英雄の一人じゃ。なんでもものすごい超能力者で、星と星の間
行き来するが出来、ふろしたったと言われておる。
ルディ: げー?なんだ、そりゃ?ホントかよ、嘘くせー話。
ロイ: はは、わしだって信じておらんじゃ。ただそう言う言え伝えていただけだ。
ネイ: いいですか?このクローを本当にいただいて。
ロイ: 構わんよ。釣りだと言ったろ?あんたも、ネイと言う名前だし。そのクローと、何かの縁もあるじゃろー。
ネイ: ありがとう、おじいさん!大事にします!
ルディ: なんだ、じいさん?けっこういいとこあるじゃん。
ロイ: へへ。御先祖様に言い伝えてる訳にはいかんだった骨董品がやっと始末出来たは。
ルディ: やっぱりな。

29:39 *  * *

ネイ: わーは!きれい!
ルディ: ここはあの村の水源なんのさ。ここから引いた水生活よせんを使ってるんだ。
ネイ: ん、いいところね!
ルディ: ああ。でも後どのぐらい持つかな。
ネイ: え、どういう事?
ルディ: この辺も砂漠かが進んでるんだ。ぞうりゅうの川が砂漠に飲まれて、ここに水が来なくなったら、村のおしまいだよ。
ネイ: そうなんだ。
ルディ: ネイ、ネイのとこで記憶見つかるといいね。
ネイ: うん。ありがとう。でも、ちょっと怖い気がするの。もしかしったら、記憶が戻れない方がよかったりして...
ルディ: そんな事ないさ。
ネイ: うん。
ルディ: ネー。。。でもこーゆー言い方はしたくないだけどさ。もし...もしもだよ、記憶が戻れなかったらさ、どうするんだ?
ネイ: そうねーぇ。当てもないし、またハンターでもしながら、手が足り捜す事になりそうね。
ルディ: そっか!だったらさ、オレもしネイさえよかったらその、いっしょにさ...
ネイ: あっ、あれは!ルディ、行こう!
ルディ: 何があったんだ?
男: とつぜん、バイオマンスターが村の中に入いてきたんだ!ロイじいさんが...
ルディ: そ..そんな!
ネイ: バイオマンスターは、人が住んでいるとこでは来ないはずなのに...!
ルディ: ローイッ!!!!ちょっと通してくれ!ロイ!じいさん、しっかりしろー!
ロイ: る。。ルディか?
ルディ: じいさん
ロイ: ネイは...どうした?
ネイ: ここです、おじいさん!
ロイ: 気をつけろー。やつら。。マンスターは、あの、お前さんのリングを狙ってきたッ..!
ネイ: おじいさん!
ルディ: じいさん、しかっりしろー!
ロイ: なんか...なんかひひひ..秘密、お前さんには秘密が...!
ルディ: じいさん!
ロイ: いいか!気をつけろーんだぞ!うぐぉーッ。。。
ルディ: おい!じいさん!じいさん!!
ネイ: そんな!
人々: *はあはあ*
男: 人間じゃない、あいつ!
男2: なんだ、ありゃ?
男3: 耳が。。。!
ルディ: お、ネイ!フード!!
ネイ: はあ!
男: あいつはマンスターじゃないのか?
男2: ありゃ、悪魔だよ!
ルディ: 何なんだ、みんな?
男: お前たちのかげだ、ロイじいさんはこんなことになったぞ!悪魔め!村から出て行け!!
男2: そうだ、そうだ!*化け物がここからおおいだぜ!
ルディ: ちょっと待ってよ!
男: くそ悪魔め!
ネイ: あ、いて!
ルディ: 待ってくれよ!
男: なんだと?化け物の片思するのか?
ルディ: と。。とにかく、話を聞いてくれ!!

33:35 * * *

ネイ: ルディ、ごめんね。わたしの所為で..
ルディ: 気にすんなよ。それよりさ、ドームを目指そう。
ネイ: でも、ルディ...村の人たちが言ってことで、あたってることあるわ。わたしの所為で、おじいさんが。。。
ルディ: そんなことあるもんか?!
ネイ: うーん、間違いない。わたし行き先ざきには、かならずと言っていいほどマンスターが現れたわ!それは、おじいさんが言ってたリングの所為だとしたら、数日ばんが遭うもの!だからルディ、もうわたしと関わらない方が..
ルディ: 何を言うんだ、ネイ?なさかないこと言うなよ!
ネイ: ルディ...
ルディ: でも、もしネイを狙ってバイオマンスターおそってくるとしたら、何か武器を持っていた方がなさそうだね。よし、ネイ!すぐ戻るから、ちょっと待っててくれ!
ネイ: え?
ルディ: オレ、ロイの倉庫に行って、なんか武器見つけて来るよ。
ネイ: 大丈夫なの?村の人に見つかったら、まずいんじゃない?
ルディ: へいきさ!あんなやつらには捕まらないよ。
ネイ: 分かった。じゃー、待ってるね。
ルディ: うん。ちょっと行って来る。大丈夫、かならず戻って来るから!
ネイ: 気をつけてね!
ルディ: すぐ戻って来るからね!そこ動かないよ!
***34:47
ネイ: ルディ、ごめん。やっぱり一人で行くね。わたし、これ以上自分に関わってた人不幸にしたくないの。

35:15 * * *

ネイ: これは...銀色のドーム!間違いない、ここだわ!入口がどこ?あ、おいた!いようよね。ここ見覚えがある。あ、スイッチ。ここから奥を入るね。どうやら、ここで行き止まりみたい。誰か?誰かいないんですか?誰か?あれ?これ...!これ、何なの?カプセルの中に人が?わ...わたしにそっくり!これも、あれも、こっちも!みんなわたしにそっくり!いったい...ここは何なの?
声:よく戻って来てくれました、NM-1153。
ネイ: 誰?
ジーン: わたしはジーン。このバイオドームの管理プラントです。忘れてしまったのですか?
ネイ: ジーン?バイオドーム?分からないわ!
ジーン: どうやら、ここから外へ出た時のショックで記憶をなくしているようですね。
ネイ: 記憶?それじゃ、わたしは...!
ジーン: あなたはNM-1153。「大崩壊」前のサンプルの遺伝子情報をべースに、わたしがDNAの欠損した部分を帯びない、クローニングのせいに完成させた。NM-1000シリーズの最高傑作です。
ネイ: わたしがクローン?!それじゃ、このカプセルは...!まさか!
ジーン: あなたの妹達ではありまんか。
ネイ: そんな!っは!
ジーン: どうしたと言うのですか?
ネイ: わたしがクローン?わたしはクローンなの?あなたがわたしを作ったと言うなら教えて!わたしは、誰のクローンなの?わたしは何者?毎晩見るあの夢は何?
ジーン: 夢?夢を見る?興味深い公告です。よく分かりませんが、調べてみましょう。左にあるモニターの前のボードに両手を乗せなさい。
ネイ: ここ?モニターに何かが表示されていく。
ジーン: 計算ではおこりうるはずのなかった事ですが、どうやら千載意識下の情報がクローニングの際鞭撻されていましたようです。それが有名と言う形で、断片的に再生されたのです。
ネイ: わたし、知りたい!断片じゃなくて、すべては!
ジーン: いいでしょう。どう言う形で潜在意識が残って言うのが、封じられている情報出来る限り覆面してみましょう。
ネイ: ええ。。。うわあああぁー!
ネイファースト: 人間が...自分かんたんに人間が憎い!
ネイセカンド: お前だって元はわたしの一分!
ネイファースト: 人間を憎いんでいるはずだ!
ネイセカンド: 違う!そんな事ない!姉さん、お願い!もうこんな事を止めて!
ネイ: っは、っは...
ユーシス: そうか。ずっと一人で生きていたのか。でも今日からは君は一人じゃない。ぼくが君の家族だ。
ネイセカンド: 家族?
ユーシス: そうだ。だからずっといっしょね。
ネイ: っは、っは...
ユーシス: ネイ!しっかりしろー!ネイ!
ネイセカンド: ごめんね、ユーシス...あたし、もうダメみたい...お願い...二度とあたしみたいな悪魔を作らないで...約束して...約束..
ネイ: あいいいいいいあぁっ!っは、っは...どうして...どうしてまたわたしのような化け物お呼び出したの?約束してと言ったのに!
ジーン: ネイタイプの研究は、「大崩壊」の生き残ったシステムの課題だったのです。荒れた環境でも生き残れるような、新人扶養を生み出すためのステップとして。
ネイ: 新人扶養を生み出す?そんなためにわたしを作ったの?
ジーン: たしかに、それもあります。しかし、あなたを作り出した事には、さらなる別の目的がありました。
ネイ: 別の目的?
ジーン: そうです。人間を、旧人類を、この星から抹殺すると言う。
ネイ: どうして?
ジーン: あなたも外の世界で人間を見て分かったでしょう。脆弱な生物は滅びるのは自然の絶無です。そんな生物を保存するためのステップとして、優れたNM1000シリーズが病されるのは*ふのうと、わたしは判断しました。
ネイ: だんだん思い出して来た。たしか人間前にも、同じような事聞かされたよう気がする。
ジーン: そう、あなたはわたしの最高傑作。旧人類を消滅させ、かがやかしき新人類の歴史の真っ向開くのです。そのためにあなた生れて来た。ん?首のリングはどうしました?
ネイ: リング?
ジーン: どうやら外れてしまったようですね。あのリングには、あなたの体の状態を逐一伝送するだけでなく、バイオマンスター*を引きおせる、きょうめいはんのうはせそうちが*組み込まれていたのです。
ネイ: やっぱり!やたらとわたしのいきところにマンスターがあわられたのは、あのリングのせいだったね!リングのせいで、おじいさんが犠牲になったのよ!
ジーン: 犠牲?それがどうかしたのですか?バイオモンスターをあやつり、人間を殲滅させる事が使命なのです。すでに準備は整いつつあります。兵器工場のメーンシステムのハッキングにも成功しています。さ、あなたの指揮するぐたいで、人間を消していくのです。新たな種の歴史を作りましょう。
ジーン: わが娘よ。
ネイ: いやです。
ジーン: どうしました。私の命令は拒否できないはず。
ネイ: そんなこと知らないわよ。私、私、記憶をなくしたままで良かった。たしかに容姿が違うことでいやな事もいっぱいあったけど、でも、私、人間を殺すために生まれてきたなんて、私はいや、私はルディを、人間を殺せない。
ジーン: どうしても私の命令に従えないと。
ネイ: 従えないわよ。
ジーン: どうやらあなたは不良品のようです。排除します。
ネイ: これは、私にそっくり。
ジーン: すでにネイタイプの研究は次なるステップへと到達しているのです。このNM2000シリーズはNM1000シリーズを凌駕(りょうが)するパーワーとスピードを持っています。2011、1153は狂っています。速やかに処分するのです。
2011: 分かりました、お母様。はじめましてお姉さま。
ネイ: お姉さま?それじゃ、あなたもやっぱりクローン?
2011: そうよ、でも残念、せっかくお会いできたばかりだっていうのにすぐお別れしなくっちゃいけないなんて。
ネイ: ビームクロー?
2011: 行くわよ、はーーーーー。さすがね、今の一撃を交わすとは、こうでなくては面白くない、さ、お姉さまもクローを出したら?
ネイ: どうしてきょうだいなのに戦わなくちゃならないの、やめて。
2011:ははは、私達ネイタイプはもともと愚かなる人間の手により戦争用兵器として開発されたの、兵器としてのネイタイプの存在価値は強さがすべて、わたしはNM1000シリーズの最高傑作と言われる、お姉さまを倒すことで自分の存在を確認することができる。
ネイ:そんなこと。
2011:そうよ、わたしはただ強い相手と戦えることがうれしいの。
ネイ: 私は違う、私は。
2011: はは、あまいわね、でも私を倒さなければあなたが死ぬだけのこと。
ネイ: そんな。
2011: さ、諦めてクローを出しなさい。いくら人間ぶったところで、お姉さまだって私と同じネイタイプ。戦うためにつくられたことにかわりはない。覚悟を決めたらどうなの?
ネイ: うふ、私達は戦うしかないのね。
2011: あら、お姉さま、右腕しかクローがないのね。
ネイ: 左腕だってあるわよ。
2011: 随分と年代ものみたいわね、いいわ、なら、私も。
ネイ: 何のつもり、クローを外すなんて。
2011: これで私も右腕だけ、お姉さまの左腕のクローは私からのハンデ、死にいく姉さまへの私からの手向けよ。行くわよ、旧型のお姉さま。はっ。
ネイ: 来た、どこなの?上?そんな、いない。
2011: どこを見てる?わたしはここだ。
ネイ: そんな、いつの間に、真上。
2011: 遅い。
2011: 情けない。なんて歯ごたえがないのかしら。
ネイ: そんな、動きが、見えないなんて。う、うう。
ジーン: 見事です。もっともあなたのパーワーとスピドーなら当然ですが、さ、1153にとどめをさすのです。
2011: 残念ね。もう少し楽しませてくれるとは思ったけど、これで終わりだなんてとんだ期待はずれだったわ。死ねーーっ。何、交わした?
ネイ: ちょっと油断したけど、今度はそううまく行かないわよ。
2011: へ、さすがはお姉さま、嬉しいわ。
2011: 強い、このパーワーとスピドー、旧型とは思えない。
ネイ: いいわね。
ネイ: クローのビームがこんなときエネルギー切りだなんて。うう。
2011: もう逃げ道はないわよ。どうやらこれまでかしら、運がなかったわね、お姉さま。
ネイ: どうせ   いいの、ルディ。
2011: これで終わりよ、ばかな、ただの金属製のクローがビームを受け止めるなんて。
おじいさんの声: これはネイクローと言ってその名をもつもののために作られたと聞いておる。
2011: しかも、この力は。
ネイ: 私は。
2011: なぜ、なぜビームを押し戻すことができる。うう、ビームが負けているだと。
ネイ: わたしは、ふふ、負けない。
2011: こんなばかな。
ネイ: 負けない。
2011: へええ、しまった、ビームエネルギーが。わーーーー。お前の、勝ち。どうやら、私はこれまでのようね。
ネイ: わかって、わかっていたのに、戦っちゃいけないって。結局また同じ過ちを繰り返しちゃった。ごめんね、ごめんね。
2011: なぜ泣く、敗者への、哀れみか。う、う、だとしたら愚かなこと、私達ネイタイプにはね、先天的に短命という欠点があるのよ。どのみち、もって三四年の命、それはお姉さまと、同じ、こと。
ネイ: そんな。
2011: だから、だから、私は戦うことに生き甲斐を生み出そうとした。
ジーン: 2011が敗れるとは、万が一にも起こりえないはずなのに。
ネイ: あなたなんかに、あなたなんかに何がわかるのよ。数字と記号でしか生き物を見ることができないんじゃないの。もうこれ以上、こんな実験なんてさせない。ああ、ああああああ。
ジーン: やめるのです、1153。そのカプセルの中のそうたいはあなたの妹たちなのですよ。
ネイ: もういや、もう殺しなのはいや、私で、私で最後にする。
ジーン: このままではせっかくの実験成果が。防衛システム発動、防衛システム発動。
ネイ: え、何、なんなんの。
ロボット: ターゲットの確認、ターゲットの確認。
ネイ: 戦闘用の超機動ロボット、あああ。てめぇーーー。
ネイ: だめ、このクローじゃ歯が立たない。ひどい、ここまでみたい。
ルディ: ネイぃー!無事か?
ネイ; へ、あれは?
ルディ: そらーー、もう一発食らえ。
ネイ: ルディ、ルディなの?
ルディ: へ、おいてけぼりはひどいぜ、へへ。
ネイ: ルディ、ありがとう。
ルディ: おっと話は後。まずここから脱出しないと。
ネイ: うん。
ルディ: 出口はあそこ?
ネイ: そうよ。
ルディ: よし早く。って、囲まれた。後一発か、へえーー。だめだ、骨董品の爆弾じゃ
びくとしない。ネイ危ない。けぇ。
ネイ: ルディ、足は?
ルディ: へ、ネイだけでも逃げて。
ネイ: ルディを置いて行けないよ。
ルディ: くそー、ここまで来てぇ。な、なんだ?
ネイ: 地震?
ルディ: ち、違う、あそこの壁見て。
ネイ: 壁は赤く溶けてる。あれは何?戦車?
ルディ: わからない。でも戦車と違う。はじめてみるものだよ。
声: ターゲット     ランドマスターを破壊します。
フォーレン: 私は防衛システムの相手をします。フレナはセンサーで確認した二人をランドマスターのなかへ。
フレナ: 了解しました、マスター。
フォーレン: 攻撃をやめなさい。カウントファイブだけ待ちます。やめなければ、3,
2,1、攻撃を開始します。
フレナ: お二人ともご無事ですか。
ルディ: あんたたちはいったい?
フレナ: わたくしはフレナと申します。あちらはフォーレン、わたくしのマスターですの。
ネイ: あなた、人間じゃないわね。
フレナ: はい、わたくしもマスターもアンドロイドですわ。
ルディ: アンドロイドって何だ。
ネイ: 機械でできた人間のことよ。
ルディ: えええ?機械だっていうのか。とてもそんなふうには見えないよ。
フレナ: あら、光栄ですわ。さ、お二人とも早くランドマスターの中へ。
ルディ: え?
フレナ: ここは危険です。さ、早く。
ルディ: けど。
ネイ: ルディ、怪我をしてるわ。   あげましょう。
ルディ: うん。
フォーレン: ジーン、ジーン、ジーン。ジーン答えなさい。
ジーン: マスターフォーレン。
フォーレン: 久しぶりですね、ジーン。アルゴル保存システムの総合管理者として命令
します。ただちに当バイオドーム全管理システムを明け渡しなさい。
ジーン: 命令を拒否します。
フォーレン: ジーン、本当に人類を滅ぼし、モタビア制圧が可能だと考えたのですか。自分の判断なのですか。
ジーン: 回答は拒否、回答は拒否。
フォーレン: おかしい。やはりこの状態は異常すぎる。原因究明のためにもジーンのAIと記録を改修するしかありませんね。
ジーン: 拒否します。
フォーレン: これは?
フレナ: マスター、センサーで自爆装置の発動を確認しました。
フォーレン: そうですか。爆発までの残り時間は?
フレナ: このタイプですと爆発まで二百カウントです。
フォーレン: 爆発解除は可能ですか。
フレナ: 無理ですわ、完全に遮断されています。
フォーレン: それでは仕方ありませんね。脱出限界リミットまでひとつでも多くのネイタイプのカプセルをつぎ込むとしましょう。
フレナ: 残念ながら時間がありません、マスター。
フォーレン: しかし。
ネイ: お願い、妹たちをそっとしといて。
フォーレン: あなた?
ネイ: お願い。
フォーレン: フレナ、カプセルのつぎ込みは中止、ただちに脱出行動に移ります。
フレナ: 了解。
ネイ: ありがとう。
フォーレン: さ、早くランドマスターの中へ。ここを出ますよ。
ネイ: はい。
フォーレン: フレナ、OKです。出してください。
フレナ: 行き先はどうしますか?
フォーレン: そうですね、とりあえずシードのところへ向かってください。
ルディ: ああ、ドームが。
ネイ: これは、このカプセルの列はあそこにあったものと同じ。
フォーレン: そうです。ここはバイオプラント・シード、モタビア星最大のバイオ研究
施設なのです。
ネイ: ここもあそことかわらないのね。
フォーレン: ネイ。
ネイ: どうして、どうしてこんな研究を続けるのよ。
フォーレン: ネイ、あなた達ネイタイプはけして人類を殲滅させるという間違った目的やただ兵器としてだけに作られたわけではないのです。
ネイ: え?
フォーレン: 環境維持システムのサポートなくして人類は生きていくことはできません。ですからいっこくも早く、この荒れた環境に適用できる強い生命力を持った人類を生み出さねばならないのです。
ネイ: でも、そのせいで私は妹を、自分自身を手にかけてしまった。
フォーレン: 妹?どいつのクローンなのですが、あなたにとって妹になるわけですね。彼女は気の毒でした。
ネイ: 彼女も私もただ人を殺すためだけに生まれてきたのではないのね。
フォーレン: ええ。
ネイ: ありがとう。でもやっぱり、この研究を続けてほしくない。別にここの研究がゆるせないっていうわけじゃないの。ただ、ここだっていつジーンのようになるか分からないじゃない。フォーレン、あなたにはわるいけど、正直ここのシステムが信用できないの
よ。
フォーレン: あなたの気持ちがわかります。それにここがジーンのようにならないとは言えませんし。
ネイ: そうなったら、また私達は殺しあうことになるのかしら。
フォーレン: あなた達ネイタイプが悪用されるという保証はどこにもありません。しかし、いかなる理由があろうとも、このプロジェクトはやめるわけにはいかないのです。なぜなら、あなた達のネイタイプは私たちに残された最後の希望なのですが。
ネイ: 最後の希望?私が希望?本当にそう思ってるの?
フォーレン: もちろんです。
ネイ: 私の妹たち。この子達は幸せになれるのかしら。こんな姿で生まれてきて。
フォーレン: ネイ。
ネイ: 私、ここに残るわ。あなた達が二度と同じ過ちを繰り返さないように。そして、この子達が本当に希望となるために。
フォーレン: そうですか。ルディはティリアの町に帰しましょう。彼はずいぶん多くのことを知ってしまいました。残念ながらあなたとの記憶を消さなければなりません。
ネイ: そんな。
ルディ: ネイー。
ネイ: ルディ。もう足は大丈夫なの?
ルディ: ああ、ここの医療技術はすごいや。ほら、もう傷も残ってないよ。どうしたの、
ネイ。寂しそうな顔して。
ネイ: ルディ。
ルディ: なに、改まって。
ネイ: ルディ、お別れよう。
ルディ: ええ、どうしたんだよ、急に。
ネイ: ごめんなさい、ルディ。
フォーレン: ルディ、あなたはあまりにも多くのことを見聞きしました。記憶処理をし
なければならないのです。
ルディ: おいおい、ちょっと待ってよ。そんなの勝手すぎるよ。
フォーレン: あなたはまだ若い。知らないほうがしあわせなこともあるのです。分かっ
てください。
ルディ: ネイ、どうして?
ネイ: わたしは人間じゃないの。ここに残るわ。だからさよなら、ルディ。
ルディ: どういうことなんだよ。わかんないよ。どうしてネイとわかれなくちゃならないんだ。ネイが人間じゃないからって俺はそんなこと気にしてないよ。
ネイ: ありがとう、その気持ちすごくうれしいわ。でもね、聞いてルディ。私はね、こうして一緒に話したり笑ったりできるけど、ルディとは違うところがあまりに多すぎるの。そう、例えば、人間は子を生み、私産を増やすことができるわ。でもね、わたし、いいえ、私たちネイタイプはそれができないよね。しかも、私達の寿命はもって三四年、人間と比べ物にならないくらい短いわ。
ルディ: そんな、そんなの悲しすぎるよ。
ネイ: そう、悲しいわ。でもね、ここではそうならないネイタイプの研究をしてるんだって、人間と同じようにいきていけるための。だから私はここに残って、残り少ない時間を妹たちの幸せのために働きたい。それが死んでいった多くの姉や妹たちに対する私なりの償いなの。だから分かってルディ。
ルディ: ネイ、俺、ネイのこと忘れたくないよ。短い間だったけど、いろいろあったけ
ど、へ、俺、ネイのことが。
ネイ:おっとそこまで。へ、その先を聞いたら、ルディのこと行かせたくなくなっちゃう
かもしれないから。
ルディ: でも俺。
ネイ: その言葉は、本当に大事な人ができるまで、とっておいたほうがいいわ。
ルディ: ネイ、本当に、本当にもう会えないのか。
ネイ: ううん、きっと会える。だってここにいるたくさんの妹たちは私自身でもあるのよ。いつか人間と同じように暮らしていけるネイタイプがここから必ず生まれる。その時は、その時はきっと、真っ先にルディ、あなたに会いに行くわ。
ルディ: なら、なら約束してくれ。
ネイ: いいわ。
ルディ: この約束は、この約束だけは絶対、絶対守らなきゃいけないんだからな。
ネイ: うん。
ルディ: きっとだぞ。待ってるからな、ずっと待ってるからな。
ネイ: もちろんよ、ルディ。例えあなたが覚えていなかったとしても。
ファル: ルディ、ルディ。
ルディ: う、ああ。
ファル: しっかりしてよ、ルディ。
ルディ: う、ここは?そっか、俺スレーに、気を失ってたのか。
ファル: 大丈夫、ルディ?
ルディ: 俺、どのくらい寝てたんだ?
ファル: ほんのちょっとの間よ。
ルディ: ああ、そうなんだ。なんかずいぶん長い夢を見ていたような気がする。
ファル: あ、そうそう、ルディったらいきなりニヤニヤしてたり泣き出したりしてたよ。
ルディ  そう、そうか。え、ってことはずっと俺を見てたのか?
ファル: え、や、まぁ、その、ああ、はは、はは、だって、もう  でしょう、ルディのばか。
ルディ: ああ、いた、なんだよ。
スレイ: おお、ルディ、気がついたか。
ルディ: あ、スレイ、どう、何か分かった?
スレイ: あ、なんだこいつ、何もおぼえていないのか。
ルディ: スレイ、どうしたんだ。
スレイ: うん?
ルディ: なんか、気になることでもあったのか?
スレイ: うん、ややや、そういうわけじゃない。実は俺にもわからなかったんだ。
ルディ: うん、そっか。なんか残念のような気がするな。
スレイ: でもすっきりしたようだな、ルディ。
ルディ: ああ、なんか吹っ切れた気分なんだ。
スレイ: そっか、そいつはよかった。
ルディ: それにしても、スレイの術もやっぱりたいしたことねえな。結局は、ルツから受け継いだ力以外はろくなもんじゃねえってとこか。
スレイ: な、何だと、ルディ、てめぇ。
ルディ: 事実だろう、大体何も分からなかったんだから。
スレイ: うん、げ。
ルディ: ふるにゅ~。
スレイ: あ、痛い、俺はなぁ、お前のためを思ってたな。
ルディ: いええい、いんちき、いんちき、いんちき、へへへ。
スレイ: い、い、い、いんちきだと?ひとが黙ってる  この、このちび。
ルディ: うああ、気にしてること。
スレイ: どうだ?痛いか?悔しいか?何度でもいってやるぞ。ちびちびちび、ちび。
ルディ: うああ、そういうところが大人気ないっていうんだよ。まったくガキじゃあるまいし。
スレイ: ガキはおめえのことだ。
ファル: また始まった、もう。
フォーレン: ランディールの整備は終わりましたよ。あ、またですか?
ファル: そうなの、よし、ルディ。
ルディ: あ、はい。
ファル: 行こう、整備終わったってさ。
ルディ: ああ。
ファル: もう、ほら、いくよ。
ルディ: おお、ちょっと待ってよ。
ファル: だめだめ。ほうっておくとスレイと喧嘩ばっかりしてるんだから。
ルディ: そっか。
ファル: そうだよ、少し私のことも気にかけてよ。
ルディ: へ、何、なんか言った?
ファル: ばか。
スレイ: お前、知ってたのか?
フォーレン: 何のことですか。
スレイ: 三年前のルディとネイのことだよ。
フォーレン: はい、それが?
スレイ: また、そんなそぶりはおくびにも出さんで。
フォーレン: 聞かれなかったのでいわなかっただけです。それに彼女の意趣は無事ファルに受け継がれています。
スレイ: そうだな。
ルディ: じゃ、俺の顔をずっと見てたんだ。
ファル: ええ、どう、どうだっていいんじゃない。いいじゃな。


ネイの声: ルディ、約束、守ったよ。


Phantasy Star is copyright © Sonic Team, Sega, & all others involved. Translation and transcription provided by Diana Montoya and Oliver. No portion of this document may be copied or reproduced without the expressed written permission of the site owner. E-mail questions to yumpoptart AT gmail DOT com.